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ウィステリアNEWS
2001                                                  戻る


“サンタ人形”作りました  2001年12月 クリスマスツリー

サンタ人形 ウィステリア家具工房初となる木製人形の製作をしました。
 これは委託販売先の“れもんぐらす”さんのクリスマス企画の為考えました。オリジナリティーのあるクリスマス関連の木の小物と言う事でかなり考えて作ったものです。
 ウィステリア家具工房という名前のとうり家具製作が本業で玩具、小木工品はあまり多く手掛けた事はなく、まあ得意な方じゃないと思っていたのですが作り始めると意外と楽しく、また出来上がったサンタ人形を見、出来栄えに自画自賛しちゃったりしています。
 この人形の色は全て天然の木の色です。樹種による色の違いを洋服、ボタン、髭、靴などで変え接着し、削り出して製作しました。全部で8種類の木を使っています。


立川市『バッカリ市』に参加しました  2001年11月

バッカリ市 11月11日(日)国営昭和記念公園にて『バッカリ市』に参加出店致しました。 今年より企画された「アート市」の1組としての出店でした。予定されていた日時は11月の10日と11日の2日間でしたが10日は大雨の為中止となり11日の1日だけの出店でした。
 屋外展示であり低額商品ではない手作り木工品の販売とあって商売的には成功とは言えない状況でしたが中止になった前日が嘘の様に青空が広がり気温も上がりぽかぽかと暖かいなかお客様や出店者の皆様と楽しい会話ができ有意義な秋の1日となりました。


『木の企画展』 新作のお知らせ  2001年10月

 10月25日(木)から11月3日(土)まで、私達の家具の展示と委託販売させていただいているハンズショップ“れもんぐらす”店内で、ウィステリア家具工房と堀クラフトさんの合同家具展を行いました。
 これまで展示してあった物の他、新作としてウォールキャビネット(壁掛け式の小棚)と小さな飾り台を出品しました。
 ウォールキャビネットはコーヒーカップを5個飾れる機能で、棚板は木材ではなくガラスを使った物です。壁掛け式ですので小さい(70×20センチ)のですが、お部屋に飾れば存在感があり良いアクセントになると思います。
 飾り台は、高さ47センチと小さい物ですが、ナラで製作し、ずっしりと重量感のあるものに仕上がりました。その割にお値段が手頃な事もあってか、いくつか注文を受けることが出来ました。
    

   飾り台は作品紹介3で紹介しています。


合板を使ってみて  2001年9月

 9月の初旬、久し振りに、注文の小テーブルの製作でシナランバーコア合板を使ったのですが大変な作業でした。いつもは無垢材を使っているのですが、今回はお客様の部屋との調和、用途、デザインなどから考え、シナランバーがベストだと判断したのです。
 何が作業を大変にするかというと、切削時の粉塵です。ランバーコア合板とは細かい集成材の裏表に薄板を貼り付けた物で、その集成材を貼る時と裏表に薄板を貼る時に使う接着剤が問題なのです。 最近マスコミで騒がれているシックハウス症候群の原因の一つと言われるホルムアルデヒド等が含まれている為、切削時は木材と一緒にその接着剤も切る訳で、作業場中に細かい粉塵が舞い目や鼻の粘膜を刺激し、咳やくしゃみが出るのです。作業場には集塵機という大きな掃除機があるのですが、100%吸い込む訳じゃないし、微細な物はフィルターを通り抜けてしまい作業場中に舞ってしまうのです。
 これまで書籍やテレビなどで見聞きして知識はあったのですが、今回実感として、これはまずいんじゃないかと深く考えました。作業している者にとって健康に害があるのは確実で、若干の不快感でその場は済んで忘れてしまうのですが、長期にわたり体内に蓄積されればどういう事になるのでしょうか?怖くなります。ランバーや合板などの新建材を日常的に使う大工さんや建具、家具屋さん、造作業の人はどう考え対策をしているのか知りたい所です。
 使用者、ユーザーサイドになって考えれば、ホルムアルデヒド等の物質を作業者ほど大量に一時的に吸い込む事はないとは言え、実際、シックハウス症候群で苦しんでいる人は少なくないのです。
 もちろん製造する立場の私も、これからはなるべく無垢をもしくは安全性の高い合板を選択して使っていこうと思いました。また、そういう点からも化学物質と対極にある、天然物質であり私が使っている無垢の木材で作った家具の良い点をこれからも皆様に広くお知らせしていくのも、私達木工家の仕事とし、頑張っていこうと考えました。


雑誌に載りました  2001年8月

 今月25日発売の雑誌、季刊“ホームシアター”に、ウィステリア家具工房の作品が小さくですが掲載されました。これは今年4月に完成した、東京中野区の加藤様に依頼され作成したダイニングセットでした。
 雑誌の記事ですが、巻頭企画でカラー6ページにわたり掲載され、表題は“家を建てよう。ホームシアターのある家を”で、建て主である加藤さんのホームシアターと音楽への思い入れや、家に求める物、ライフスタイルまで記者が興味をもって取材していて良い記事だと思いました。それと、この家を設計した建築家の桑山さんへのインタビューもされていて、住み手と作り手の両方の意見が聞け、これから家を作る人には参考になる記事だと感じました。


新しい試み  2001年7月

内藤チェア     桑山スツール
デザイン・・・内藤デザイン デザイン・・・綜・環境計画研究所

  先日、私達にとって2回目となる持込のデザインによる椅子(写真左)が完成しました。
 1回目は3月末完成、最近よくお世話になっている建築家の桑山様のデザインによるスツール(写真右)でした。その時も私達の出来る構造で、勝手にやらせていただいたのですが、今回もまた同様に作らせて頂きました。 
 家具製作に携わり早5年が過ぎましたが、これまでは全て自分のデザインで製作してきました。しかし、この数ヶ月で2回外部デザインの仕事をさせて頂くことになり、結構大変でしたが、楽しく、また勉強になりました。こらからも色々な方向を試し、変なこだわりを持たないで柔軟な頭で楽しい物作りをしていきたいと思いました。


ハンズショップれもんぐらす開店のお知らせ  2001年6月

れもんぐらす内部 
ウィステリア家具工房のあるあきる野市の隣町、日の出町に、手作り品の展示・販売のお店“れもんぐらす”がOPEN致しました。
 “池谷さん”“伊藤さん”木の好きなお二人が始めた素敵なお店です。
 木製品の他に布、土、ガラス、蔓などを使った、この地域の人達の手作り品がたくさん並んでいます。その中に私達ウィステリアの作品も置かせて頂いています。

れもんぐらす外観

ハンズショップ れもんぐらす
東京都西多摩郡日の出町平井1787
TEL/FAX  042-597-4891
営業  AM10:00〜PM5:00
定休日 日曜日

※ 2003年9月 閉店致しました。


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