TOP
ウィステリアNEWS 2008


委託販売の開始    2008年11月

 11月14日に八王子市上川町に『アート ラ・ヴェリテ』様がオープン致しました。
国内・外の有名画家の絵画や織部・久谷等の陶磁器作家さんの作品やガラス作家さん、価値ある手織りのペルシャ絨毯、そして家具では一枚板のテーブルやデザイナーチェアーなど厳選された良質な作品が70坪と言う広い空間に並んでいます。
その中に縁あって当工房の作品も置かせて頂いております。
ダイニングセットとキャビネット、TELスタンドそしてウォルナットのリビング椅子のセットが入り口に展示しています。
場所は八王子とあきる野の間の山間の静かな場所で、ゆったりと鑑賞できますので是非お立ち寄り下さい。
場所は圏央道あきる野インターから5分 上川霊園の近くです。

 (株)アート ラ・ヴェリテ
 〒192-0151 東京都八王子市上川町3461-1
 TEL042-673-2845
 営業時間10:00〜19:00 水曜定休





第2回ガレリア きらり市    2008年10月
 
 10月の最終の週末にきらり市が行われました。
2回目の今回も2日間共に雨に降られずに無事終了したのです。
野外イベントで一番困るのが天候で、雨が降ったら木製である家具の展示は困難するだろうし、お客さんも半減するでしょう。
今回1日目は晴天でポカポカ陽気だった為か大勢のお客さんがお見えになり、翌日も期待したのですが、早朝の雨の後曇り空で2〜3度は気温も下がった為2〜3割人出が少なかった様に感じました。

そして、当工房の展示ですが1テントを2つに別けバック・装花作家のアトリエ・ヨシコ様と一緒に出店しました。
大型家具は展示用の分解式本棚とTELスタンドだけで、あとは定番小物を陳列し販売したのですが、ブナ材の炒めヘラや拭き漆のナラ材箸が好評でかなりの数をお買い上げいただきました。

ご来場ご来店のお客様との楽しいお話や参加アーティスト・作家さんとの歓談や情報交換、清々しい秋空の下楽しい時間を過ごす事が出来、満足感一杯です。






イベントのお知らせ    2008年10月

 前回、春に行われたガレリア きらり市10.25(土)26(日)10時〜16時 
あきる野市秋留野広場にて開催されます。JR武蔵五日市線 秋川駅北口より100m

今回はアートとクラフトの作者だけではなく花とスイーツも参加するイベントになります。

40組の作家・アーティストが集まり楽しいイベントになると思います。当工房は身近で手軽なキッチンツールやテーブルウェア、定番の小木工品を展示販売する予定でいます。スペースの関係で家具はほんの少しだけ持って行きます。

是非、お気軽にお越し下さい。 詳細は以下のHPをご覧下さい

主催:あきる野商工会 あきる野ゆにーくす拠り所づくり委員会




多摩の物産展    
2008年10月

 
立川タカシマヤで行われた「多摩の物産展」が終了致しました。

今回、初めて百貨店での催事に参加しました。メインの飲食店約30店舗の脇に4ブース工芸部門が集まっての展示でした。

初企画の物産展だった為か?結果的には、なかなか厳しい数字でしたが、小物に関しては数点完売品が出るなど、お客様に評価を頂き嬉しい事もありました。 また、お客様の的確なアドバイスに感心すると共に多々勉強になるお話を聞くことが出来た事が収穫だったと感じています。

また、今回も大勢のお客様にお越し頂き感謝感謝の気持ちでおります。




展示会のお知らせ
    2008年9月

 【 多摩の物産展 】 2008年10月2日(木)→7(火) 立川タカシマヤ8階催会場
午前10時〜午後8時 最終日は午後6時閉会


 今回は急遽、物産展に主品する事になりました。場所がすぐ近くの立川島屋で、展示品の在庫もあるので参加することにしたのですが時間があまりないので新作は少しだけになります。 
出品作品は定番の小物の他、新作の椅子、ウォールナットキャビネット、各種スツール、TELスタンド・・・。会場のレイアウトを考えて持って行こうと思っています。
前回、好評だったキッチン道具に「漆塗りの箸」が新しく仲間入りです。ナラ材に拭き漆とカエデに黒漆の2種類の箸を現在塗装中です。 是非会場でご覧下さい。

 なお、案内状でご一緒させて頂いた藍染工房 壺草苑さんは隣のブースに出展致しますので合わせてご覧下さい。

藍染工房 壺草苑 村田徳行 HP http://www.kosoen.com/




試作の椅子    2008年9月

 右は先月に試作した椅子の写真です。(写真削除)

材はタモで座はアクリルテープ編みです。
構造は3枚組みを多用しコミ栓(ダボ)で強度を出す市販品にはない変わった作りを試してみました。

これまで定番椅子でペーパーコード張りの椅子がありましたが、どうしても座編みに時間が掛かってしまい高価格になってしまうので短時間で製作できるアクリルテープの座の椅子の開発をしたかったのです。
でも、時間は三分の一で出来ますが材料の値段が3倍なのであんまり差はないのですが・・・。

試作での失敗をここでバラしちゃうと、@座のテープの厚みがなく伸びてしまう(強度も不足) A座の幅が広くデザインバランスが悪い B背板が厚過ぎて軽快感がない等が感じられました。

以上の欠点を直し次回の展示会に出品したいと思っています。




展示会用の小品    2008年7月

 右の写真は年1回位行っている展示会の時やイベント等に出品している小木工品で、このホームページでは紹介していない物です。まずコロコロ玩具と言う車や動物のタイヤ付きの玩具ですが、展示会前にはいつも夜なべして大量に作るのですが、いつの間にかなくなっちゃうんですよ。なくなっちゃうと言っても消える訳じゃなく、お客様の手に渡るのですが・・・。その為定番じゃなく現物販売にしています。現物販売のもう一つの理由は端材等を使い様々な材で作り一つ一つ違うので定番化し難いのです。ウォールナットで作る犬、ナラ材の象、ブナの兔・・・いろいろな材木で楽しみながら作っています。

それと、キッチンツールは最近開発した物なのですが、カッティングボード・木皿・箸・各種ヘラ・しゃもじ等があり価格も1,000円〜となっているのでなかなかの人気商品なのです。

ご希望のお客様がいらしゃいましたらお問い合わせ下さい。在庫があればすぐお送りできますよ。出来れば展示室でご確認の上お買い上げ頂くのが一番良いのですが・・・。





最近の仕事   2008年6月

 今回は最近依頼された、ちょっと変わった仕事を紹介致します。
私は基本的には無垢材の注文家具の製作を本業としていますが、ご依頼があれば“かなり”柔軟に対応しているんですよ。
まず最初は右の写真の家具ですが、これはシナランバーコア合板にプリント合板を貼り作った観音開きのBOXとAV収納のBOXなのですが、ご予算やお部屋の雰囲気では、無垢材だけではなく合板も使って家具を作ることがあります。
この、ご依頼のお客様は造り付けの棚の内側に入れる収納家具を作ってほしいと言うご希望でしたので、側板や裏板に高価な無垢材は必要なく、既存の内装色に合った雰囲気の家具をご希望され、ご相談の上、この様な仕様になりました。



 次は無垢1枚板の修理です。ご依頼のお客様が数年前にご購入された1枚板のテーブル天板が大きく反ってしまったので、そのウレタン塗装を削り、3分割にして平面出しを行いました。
まず、工程は表面を覆うポリウレタン塗装を剥がすために強力な剥離剤を塗布し塗膜が軟らかくなったらスクレイパーで削り取ります。8割方取れたら3つに切り分け平面を出し、厚みを揃えます。そしてヒビ割れ部分にパテを埋めて裏から反り止め材を取り付けました。その後表面を鉋掛けやサンドペパーで綺麗にし、オイル塗装をしました。今回の板は厚み7cmあったのですが、反りがひどくそのまま平面を出すと厚みが3cm程になってしまうので3つに割ってから平面を出しました。仕上がりは6cmで1cm程の削り代で済んだので板の迫力・存在感もそれほど変わらずに済んだのです。

 この様に、無垢材家具の製作以外のご相談にも応じますので、お気軽にご連絡下さい。でも、本業ではないので遠方への出張見積りは出来ません、まずはメールやFAX等で詳細をお知らせください。




再発売  2008年4月

 2004年に刊行した『定年前から始める男の自由時間 家具作りに挑戦』が好評の為、版型を一回り小さくしたコンパクトサイズになり、書名も『高級家具作りを楽しむ』と変更し再発売されました。

内容は同じでP66〜P72までカラーでウィステリア家具工房作の「ローボード」の製作方法が載っています。作品紹介2をご覧下さい。

趣味で木工をやる方にとっては良い教本ですので、興味のある方は見て下さい。
出版は技術評論社で定価は本体1480円+税となっております。







新宿島屋「手作り木工とステンドグラス展」    2008年3月

 7ヶ月ほど前からお話を頂き、年明けより本格的に準備をしてきた展示会が終わりました。
やっぱり今回も最後の1ヶ月間は睡眠時間を大幅に削っての製作になってしまいました。何度やってもギリギリにならないとエンジンがかからない性格は直りませんね〜。

 さて、今回場所はお馴染みの新宿島屋でしたが、売り場が「クリエイティブ工房」から「暮らしの工芸」に変わり、展示も棚や台方式で家具の展示は難しく、最初は断ろうかと思った程ですが、苦手意識のあった小木工品の開発を通し、技術の上達や分野外の挑戦をする事でステップアップになるであろうし、たとえ成果が得られなくとも、様々な経験が自分への投資になるのではと考えて開催を決意しました。

 
そして、準備段階でステンドグラスの照明部分の製作を依頼したステンドグラス工房Drop半沢さんにご協力を頂き、コラボレーション作品を開発し、共同出展(二人展)と言う形になったのですが、初めてのコラボで意思疎通の少なさを感じ、結果はどう出るか不安な面もありましたが、違和感のない展示で、それぞれの個性を活かした評判の作品も発表でき、まずまずの展示会だったのでは と感じています。

 そして、沢山のお客様にお越し頂き本当に感謝しています。この場を借りてお礼申し上げます。
会期中ご注文頂いた商品はなるべく早くお届け出来る様に頑張りますので暫くお待ち下さい。

写真は家具中心です。ステンドグラス作品は 【Drop】ブログ の方へ







「ガレリア・きらり市」
    2008年3月

 
3月の第1週目の週末(1〜2日)に開催したガレリアきらり市に参加致しました。
これは、あきる野商工会が地域振興の為の企画で、43のアーティストやクラフトマンが集い、野外市を開店したものです。

 当日は気温は低かったものの晴天に恵まれましたが第1回目とあって、どれ位のお客さんが来てくれるのか?どんな顔ぶれの出店者なのか?などなど、未知数で私としてはあまり期待していなかったのですが、当日準備をしていたら開店の10時前から待ちきれないお客さんが見てくれたりして、なかなかの盛況で、逆に期待を裏切られた感じでした。

 ウィステリアのメインは家具の展示で、“地元あきる野市の家具工房・宣伝の場!!”と考えていたのですが、予想に反して新規に開発したキッチン道具の評判が良く、一部は売り切れてしまいました。 これまでは野外イベントで良い成果(売り上げ)は得られず、工房宣伝の場と自分を納得させていましたが、価格設定と商品力さえ考えれば実益と言う面でも参加する意義のあることがわかり良い経験になりました。

 家具製作が生業ですが、小木工品にて、より身近でとば口を広げた営業もひとつの方法かも?なんて考えたイベントでした。





新宿島屋 展示会のご案内    
2008年2月

 3月12日(水)〜18日(火)の一週間、新宿島屋10階暮らしの工芸コーナーにおいて展示・即売会を行います。
今回はステンドグラス工房Dropの半沢さんとの共同出展(2人展)で、両者の作品の他に家具・木工とステンドグラスのコラボレーション作品も発表致します。 また、今回会場のスペースの関係で大型家具は数点で主に小木工品中心の展示となります。

場所は10階中央エスカレーター前です。

【手作り木工とステンドグラス展】


藤本充郎[木工]・半沢朋子[ステンドグラス]
2008年3月12日→18日
新宿島屋 10階ギャラリー暮らしの工芸
■連日8時まで3/15(土)は8時30分まで営業、最終日は6時閉会

ステンドグラス工房 Drop ブログ http://blog.goo.ne.jp/drop-2006




野外イベント
    2008年2月

 3月1日(土)と2日(日)の2日間行われる「ガレリア きらり市」に出店いたします。

場所は東京都あきる野市で、JR武蔵五日市線秋川駅下車100mの秋留野広場です。東急あきる野店の前の噴水広場と言う方が地元の人にはわかり易いかも?です。

主催があきる野商工会でアートとクラフトの手作り市で40組程の作家さんが集まり作品の展示や販売を致します。
小雨決行で10時〜16時まで、私は家具数点と小木工品の展示販売をテントの下で行います。

第1回の企画なので、会場の雰囲気や出店者の作風等わからず、未知数の怖さや楽しさがあるのですが、商売優先と言うよりイベントを楽しみたいと思っています。
皆様お気軽にお越しください。 お車でお越しの方は東急さんの駐車場をご利用ください。(お買い物をすれば無料になりますよ)

詳細は以下のHP

あきる野ゆにーくす拠り所づくり委員会 http://www.akiruno.ne.jp/galleria/




展示会の鑑賞   
 2008年1月

 1月11日(金)仕事の谷間が出来たので久しぶりに展示会を見てきました。
最初は東京の丸ビルで毎年行われている(社)日本クラフトデザイン協会主催の「第47回日本クラフト展」の鑑賞。
良質な素材でデザイン性の高いクラフト品が多数(1000点)見られ、同じ志をもつ者として心を鼓舞させてくれました。
その会場の1階で新聞にも載っていた冷凍マンモスの「リューバ」展がやっていたのでついでに見てきましたが、学術的には貴重なんだろうけど、ただの小象にしか見えなかったなぁ。混んでなかったのが幸いでしたが800円はちょっと高いのでは?

 その後、初台の東京オペラシティの「北欧モダン デザイン&クラフト展」を鑑賞してきました。
もちろん、目的は家具な訳で、ウェグナーとフィン ユールの椅子を見たくて出掛け行ったのです。これまで、市販品や展示会で何回か見たことのある作品ばかりでしたが、フィンユールのデザインの美しさと危うさに心を奪われたし、物づくりの意義や難しさも実感させられました。 
 両方の展示会を見て、感動と言うまで心を動かされはしませんでしたが、自分の仕事の意味や意義を自分自身に問いかけるキッカケを頂きました。



あけましておめでとうございます!!
   
 2008年1月

 本年も宜しくお願い致します。
今年は3/12(水)〜18(火)までの1週間 高島屋新宿店10階「暮らしの工芸」コーナーで展示販売を行います。
今回はこれまでとは違い小木工品を中心とした展示会で、照明や小引き出し、小箱等の新作を出品予定です。
また、ステンドグラス作家さんとのコラボ作品も出品いたします。ウィステリアの新たなる挑戦と考えています。お時間のある方は是非御越し下さい。