もう年末です!! 2007年12月
毎年、毎年思う事ですが、ホントに一年ってアッと言う間に過ぎてしまいますね〜。
今年は、忙しい時と暇な時が交互にやってきて、どうもペースが乱れダラダラになってしまったし、体調面でも不具合があり、後悔の残る一年でした。
来年は春の展示会が控えているので、新たなる挑戦もしつつ新作家具の制作に力を注ぎたいと思っています。
こんどは肘痛 2007年11月
5月末のギックリ腰に続き、こんどは肘痛に悩まされています。二ヶ月位前から肘に違和感と言うか軽い痛みを感じていましたが、徐々に痛みが増してきて病院に行ったら大雑把に言って「肘の腱鞘炎」と診断されました。ようは使いすぎですね。
ここ数年、踵の炎症や膝痛そして腰痛など、なんか身体のアチコチにガタがきているようです。歳のせいかな〜(苦笑)
そんな訳でスローペースで仕事をやっています。 ご注文のお客様はちょっとだけお待たせするかも・・・ですが宜しくお願い致します。
家具の注文 2007年11月
注文で家具を製作するなんて高価じゃないの?贅沢では?なんて不安をお持ちで、ご相談を躊躇している方も多いと思いますが、当工房では見積もりやご相談は無料だし、お客様のご予算に合わせたプランをご提示して製作する事も可能です。 また、作品紹介の価格はあくまで参考価格なので構造や材料等によって安くも高くもなりますので、まずはご相談から始めてお客様の理想の家具作りのお手伝いが出来ればと考えております。
手作り家具を注文する場合「デザインの具現化」「スペースの活用」「素材・作品に対する共感」等があると思います。
「デザインの具現化」は昔見た家具の再現や自分のデザインした家具を形にしたい、または既製家具の機能で質感にこだわりたい等のご要望をお持ちのお客様に対応する部分でイメージがしっかり固まっていれば比較的早くお答えが出来ます。
「スペースの活用」は隙間家具を作って欲しいや既製品にない機能や特異な寸法での製作です。
この分野は注文家具の真骨頂と言いたい所ですが、最近は痒いところまで手が届く既製家具が極めて安くあるので、なかなか出番がないのですが質感と言う点では比較対照になりません!!と断言できるし“構造”をよ〜く見てほしいなぁと思ってます。
「素材・作品に対する共感」 これは無垢材の良さを知ったり、作品の出来に共感してくれた方によるご注文なんですが、これが一番嬉しいし、また多くの方がこの部分を理解してくれたからこそウチに頼んでくれるのでしょう。 ご注文の際はドンドン無理難題を仰って下さい。それが技術の向上や活力、そして双方の喜びになるのです。
きっと思ったほど手作り家具は敷居が高くなく、楽しみや満足感が得られるものだと感じてもらえる事でしょう。
作り手の私、至って普通で気さくな性格だと自分では思っています。
出来れば工房・展示室にて直接見てお話するのが一番です。お気軽に御越し下さい。
ネタ切れ? 2007年10月
右の写真は9月に新しくセットした第二水槽です。
我が家の台所と居間の間に設置したのですが、幅は60cm高さ30cmで奥行きが17cmとかなり狭い規格外寸法の水槽を大型熱帯魚店で発見し、「これだ!!」と思い購入しました。
台所の雑然とした部分を隠し、玄関から入って最初に目にする部分だったので何かポイントが欲しく、観葉植物を置いたり、小物を飾ったりしていましたが、どうもしっくりこないので悩んでいました。 そして水槽の備品を買いに行って発見したのでした。
第一水槽は水草中心にしたので、こっちは熱帯魚中心の水槽です。 中層にはオレンジ・グリッター・ダニオと言う東南アジアのコイ科の魚で底層にはコリドラスと言うナマズの仲間が数種類泳いでいます。
全然木工とは関係ない様ですが、照明カバーを木で自作したし、ガラスの蓋は自分でカットして作りましたよ。
子供椅子のDタイプ 2007年9月
今回新しくなった子供椅子Dの紹介です。
これまで、あんまり人気がなかったので大幅にデザイン変更して登場です。
背の丸穴がデザインのポイントなのですが、前作よりだいぶ製作に時間が掛かる構造になってしまいましたが遊び心のあるものに仕上がったかな?なんて思っています。
以前同様、安定感のある後脚下と軽くラウンドした笠木が前作のDからの進化である事がわかると思います。
価格はA〜Eまで同じ¥14,000 即納出来ますよ。
子供椅子完成 2007年9月
定番の子供椅子が完成致しました。
ABCEと四種類を十数個作りましたので暫くはお待たせせずに納品が出来ます。
子供椅子Dタイプはちょっと人気がなかったので、この機会にデザイン変更をする事にしました。
出来上がったら作品紹介Bにて写真を載せます。
価格は今まで通りですのです。お子さんやお孫さんへのプレゼントにどうですか?
お花や観葉植物の台としても喜ばれていますが、オイル仕上げなので水にはご注意をお願い致します。
ご注文はメールの外にFAXや電話でも可能です。お気軽にご連絡下さい。
発送の場合は送料と梱包料金が別途必要となります。
子供椅子の在庫 2007年8月
春先に「朝日タウンズ」に紹介記事を載せて頂いてから予想外に子供椅子が出てしまい、欠品状態が続いておりましたが少し時間に余裕が出ましたので今まとめて製作中です。
8月末頃には充分な量の在庫が出来ますので、しばらくお待ち下さい。
ご迷惑お掛けしますが宜しくお願い致します。
自分の為の家具製作 2007年7月
先日、久しぶりに自分用の家具を作ったので紹介します。
前回は2年前にパソコン用の机を作ったのを最後に自分用の家具は製作していなかったのですが今回水槽の購入を期に台を自作しました。
幅615mmで奥行315mm高800mmで幅、奥行き共に水槽にピッタリサイズで全面のRも同じにしました。ここら辺が手作りの良い点で市販品は余裕があるのでキレイに納まらないし、プリント合板やポリ板等で質感がイマイチなんですよね。
最初は安いから買っちゃおうかな〜なんて誘惑に負けそうになりましたが木工家のプライドが許さず自作する事にしました。
しかし、いざ自分の物となると「材料がもったいないな〜」って気がしてきて端材や見えない部分は安価な材を使い、構造も簡単に、強度重視で仕上げました。
その主役の水槽ですが、ネイチャーアクアリウムと言って繁茂した水草と熱帯魚が共存し水槽内に自然を再現するもので、強い人工光やCO2の添加などが必要で多少の知識と手間、そして投資が必要ですが、レイアウトの楽しさと調和のとれた時の美しさは格別なものがあります。
まだまだ初心者でイメージを上手く表現出来ないし知識と経験も足りませんが気長に楽しんで行こうと思っています。
持ち込み材の加工 2007年 7月
今回は持ち込み材の加工の紹介です。
今年の春先からご依頼を受けていた「囲炉裏・縁」の製作を先日行いました。
お客様からは「いつでも暇な時でいいよ」なんて優しいお言葉を頂いていたので、それに甘えすっかり遅くなってしまいましたが何とか完成しました。
この囲炉裏縁の材は天板がイチョウで内枠がカキです。
構造は材の木取りと乾燥に不安があったので“留め(45°)”にしないでホゾ組みにしたのですが、材が厚くて幅広なので機械に入らず、久しぶりにノミを使い玄翁を振り下ろし、大汗をかいて加工しました。手掘りのホゾ穴なんて数年に1回の作業だし、30mmのノミ幅の穴あけは初めてで大工さんになった気分でした。
ちなみに下の欅の台はお客様の手作りです。
今回、重量級の製作物で“腰”にくるんじゃないかと冷や冷やでしたが何とか無事終わりました。メデタシメデタシ
ギックリ腰 2007年5月
五月末、慢性の腰痛から、とうとうギックリ腰になってしまいました。
集塵機と言う大きい掃除機から木屑をゴミ袋に入れる作業で中腰になり2〜3分後グギッと腰に激痛が・・・。その後その場にしばらく寝転がり、友人に助けを呼んだのでした。 この時ほど携帯電話の有難味を感じたことはありませんでした。
私の場合10数年前スポーツで痛めた腰痛が木工作業で再発し、疲労や無理な姿勢、冷えで度々痛みを感じていましたが、ここまでひどくなったのは久しぶりでした。自分では持病とし、コントロール出来ていると思っていましたが・・・。加齢からなのかな〜?!それとも運動不足か?
でも、久しぶりに休めたので“身体が休暇”を欲しがっていたと考えることにします。
ご注文を頂いているお客様、もしかしたら納期がちょっと延びるかも??です。 ごめんなさい。
新作の学習机 2007年4月
右の写真は先月製作した学習机です。
新作と言うよりも、改良ですね。 前作の定番学習机は2000年の展示会の時に作ったのが最初ですから、もう7年前から同じ図面で何十台か作ってきて、今回気になっていた部分を少し見直してみました。
全体のサイズは変更なしで、樹種もこれまで通りミズナラです。(材の変更も可能です)
変わった所は、側板・裏板の厚みを薄くして面(縁)を角面から丸面にし、脚を2mm細くし、テーパーを緩やかにしました。
側板の厚みは軽量化の為で面は手触りの良さの為の改良です。脚はバランスを考えての変更です。
これで一応の完成形とし定番製作をして行きますが、また気になる部分が出た場合はその都度変更する予定でいます。
材木の値上がり 2007年2月
今回は材の価格変動についてのお知らせです。
近年高級木材の需要拡大により“北米材”の値上がりが続いておりますし、安定的に入ってきた材も欠品もでており、お客様には大変ご迷惑をお掛け致しております。
いろいろな情報がありますが、鉄等の金属素材と同様中国の経済活動の上昇と比例し木材需要そして価格も同じように上昇しているようです。詳しい解説は専門家に譲るとして、実際約15〜20%の値上げなので価格に転嫁せざるを得ない状況になってきました。
今の所、ナラやタモの国産材は変わっていませんのでこれまでと同じ価格ですが、今以上安くなることは考えられない状況です。その時は価格改定も必要と考えております。
今でも市販家具と比べ安価ではない注文家具ですが、利益・人件費等ギリギリの状況でやっておりますので皆様ご理解の程宜しくお願い致します。
電動工具の購入 2007年1月
購入品のパート2です。金物屋さんの初売り特価で買ったものです。
右写真の電動工具は充電式のインパクトドライバー青色(TD−130D)とドライバードリル白色(DF440D)メーカーは「マキタ」です。
インパクトは木ネジの締め付けに使用し、ドライバーは木ネジの下穴開けや小丸穴開けに使います。
これまでは、職業訓練校時代にホームセンターで購入したアマチュア向けの物を使っていましたが、10年使用し、とうとうバッテリーの寿命がきてしまいました。本体はまだもう少しは使えそうなのですが、バッテリーのみ購入しても割高なので、プロ用で最新式の14.4Vのリチウムイオン電池のモデルにしました。 リチウムイオンは継ぎ足し充電が可能で容量も大きいので使い勝手が良いと評判ですが、私の仕事では木ネジを多用しないのでこんなにパワーは必要ないのですが・・・。
まあ、これからどんな仕事があるかわからないので「大は小を兼ねる」と言うしね。
久しぶりの新機械購入にちょっとワクワクしています。まだ使っていないのですが以前の物よりパワーがあるのに軽く、コンパクトで握りやすいし、ライトが付き便利になりました。10年で様々な技術革新があった事がわかります。
この様に木工機械全般が進歩・進化してくれれば良いのですが需要のある一部機械以外は、数十年前と変わらぬ機能で、メーカーさんに努力をお願いしたい所なのですが・・・“需要と供給”の点で仕方がないのでしょうかね〜?
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